矯正装置
Orthodontic Device

ワイヤー矯正(唇側矯正)とは?

ワイヤー矯正(唇側矯正)

唇側矯正は、最も歴史があり、幅広く行われている矯正治療法の一つです。
歯の表側にブラケットを装着し、その間にワイヤーを通すことで歯に持続的かつ適切な力を加え、徐々に理想的な位置へ移動させます。
この治療法により、歯列の乱れやすき間の改善だけでなく、かみ合わせのバランスを整えることも可能です。
治療の過程では、ワイヤーの調整によって歯に加わる力をコントロールするため、通常は月に一度程度の定期的な通院が必要となります。

ワイヤー矯正(唇側矯正)の
メリット・デメリット

⚫︎ メリット

幅広い症例に対応
長い歴史があり、ほとんどの歯並びやかみ合わせに適応できます。

食事や会話がしやすい
装置が歯の表側に付くため、舌に当たらず、発音にも影響しにくいです。

費用を抑えやすい
裏側矯正やマウスピース型矯正に比べて、治療費を抑えられることがあります。

安心感がある治療法
長年にわたって行われてきた実績のある方法です。

目立ちにくい工夫も可能
当院では前歯に白い装置を使用し、見た目の負担をできるだけ軽減しています。

⚫︎ デメリット

装置が見えやすい
歯の表側に装置をつけるため、どうしても外からは目立ちやすくなります。

金属アレルギーの方は注意
ワイヤーやブラケットに金属を使用するため、金属アレルギーのある方はご相談が必要です。

 

アライナー矯正
(マウスピース矯正)とは?

アライナー矯正(マウスピース矯正)

アライナー矯正は、透明で取り外しができるカスタムメイド型マウスピース矯正装置を使って歯を動かしていく方法です。
まず、お口の中をスキャンして歯並びのデータをデジタル化し、コンピューター上で歯をどのように動かしていくかを細かく計画します。この計画に基づいて、順番に使うマウスピースを作っていきます。
治療計画を正しく立てるためには、ワイヤー矯正を含む専門的な知識が欠かせません。そのため、矯正の専 門知識を持った歯科医師による治療が安心です。治療中は、医院で新しいマウスピースのフィット感を確認してもらいながら進めていきます。
使用状況に問題がない場合の通院は数か月に一度程度で、ワイヤー矯正に比べると回数は少なくなります。

アライナー矯正
(マウスピース矯正)の
メリット・デメリット

⚫︎ メリット

目立ちにくい
透明で薄いマウスピースなので、装着していてもほとんど気づかれません。口元がふくらむ心配も少なく、見た目が気になる方におすすめです。

取り外しができる
食事や歯磨きのときに外せるため、歯もマウスピースも清潔に保てます。

金属アレルギーの心配がない
マウスピースには金属を使わないので、金属アレルギーの方でも安心して使えます。

通院回数が少ない
ほとんどのマウスピースは初めにお渡しするので、装置の交換のための通院は少なめです。

食べ物の制限がほとんどない
ガムやキャラメルなども、食べるときは外せばOKです。

口の中を傷つけにくい
角のないマウスピースなので、口の中を傷つける心配がほとんどありません。

⚫︎ デメリット

適応できる症例が限られる場合がある
ワイヤー矯正よりも対応できる歯並びの種類が少ないため、場合によってはマウスピースでの治療が難しいことがあります。

装置の管理が必要
ご自身で装着時間やお手入れを管理する必要があります。装着時間が短すぎると、歯の動きが遅くなり、治療期間が長くなることがあります。

 

舌側矯正(リンガル矯正)とは?

舌側矯正(リンガル矯正)

舌側矯正は、歯の裏側に装置をつけて行う矯正治療です。表から装置が見えにくいため、目立たずに歯並びを整えられる方法です。
ブラケットとワイヤーを歯の裏側に取り付け、少しずつ力をかけて歯を動かしていきます。これにより、歯並びをきれいにしたり、噛み合わせを改善することができます。
クリーニングやワイヤー調整をする必要があるため、月に一度ほどの定期的な通院が必要になります。
また、装置が目立ちやすい上の歯は裏側矯正、下の歯列は表側矯正を行う「ハーフリンガル」も人気が高く、当院でも対応可能です。
*現在、舌側矯正、ハーフリンガル矯正の取り扱いは平日に来院出来る方のみとなります。

舌側矯正(リンガル矯正)の
メリット・デメリット

⚫︎ メリット

目立ちにくい
装置が歯の裏側につくため、周りから気づかれにくい治療方法です。

幅広い症例に対応
できる歯並びやかみ合わせのさまざまなケースに適応できます。

表側の歯を守りやすい
表側に装置がないので、見た目の自然さを保ちながら治療を進められます。

⚫︎ デメリット

舌に当たる違和感
舌に装置が触れるため、違和感を覚える方もいます。

発音への影響
特に治療開始直後は、サ行やタ行などの発音がしづらく感じることがあります。

歯磨きが難しい
裏側は直接見ることが出来ないため、歯ブラシが当てづらく歯磨きが難しくなります。

費用が高め
表側矯正やマウスピース矯正と比べて、やや費用が高くなる傾向があります。

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